2013年7月記 WT2 LV #prfm

Perfume WorldTour2nd ライブビューイング 鑑賞メモ

家に帰ったらAM0:00を過ぎているけどAM3:00に起床。
そして3:40分くらいに映画館に到着。 
そう、PerfumeのWorldTour2nd(以下 WT2)のライブビューイング(以下LV)を視聴するためだ。 

前回のWTはアジア4カ国を巡り内容を総括すると日本で行っているライブパッケージを
海外でもそのまま再現した感じだった。 

今回の欧州3カ国はどう魅せていくのだろう?というのも興味深い感じ。 
それと、決して都会ではないこの場所でしかもAM4:00スタートのLVに
どれだけ人があつまるのかというのが気になって仕方なかった。
一人だったらどうしようと本気で思っていた。

チャリで映画館についたら…。予想以上に人がいる。
京都にもこんなにPerfumeヲタがいるのかと 思ったらうれしくなってテンションアップ。
そのハイテンションのままtwitterの #prfm クラスタのTLを見ると 
みんな同じようなきもちだったようで安心した。
ただ、映画館によってはグッズが既に売り切れているとの 話題がちらほら。
テンションアップと焦燥感で購入予定でなかったツアータオルを購入。 
全体がショッキングピンクで白色のカタカナで「パフューム」と書いてある微妙なタオル。 
ファングッズというのは僕達に試練を与えるシロモノだと思う。

もう入場が始まっていたので私も着席。ファンクラブ先行でゲットしたけど一番端だ(涙) 
満席ではないものの7割位はうまっている。すごい(感涙)
シンガポールのLVの時は声援を送っても届かないし
どんな気持ちでみたらいいのかわからないと 戸惑いもあったんだけど今回はない。 
むしろ、最新のPerfumeが最高のPerfumeという事でそれが見れるだけでもうれしいという気持ちが勝っている。

シンガポールの時は開始時刻丁度に現地映像に切り替わったけど、今回のロンドンは変わらない…。 
4:10位にようやくLVの中継が始まった。
LVのロンドン公演はキャパ1000人のチケットが瞬殺だったので 
キャパ2000人の箱に変更になったんだけど、これもあふれんばかり満員だ。 
ロンドンのライブハウスは日本のとちがってまるでオペラハウスのようで、
3階まで席があるちょっと豪華な感じの 箱だった。
日本人と思われるのは2割以下であとは外人だ。 
あ、ロンドン公演なので外人はむしろ2割の日本人か。 
満員の場内からはPerfumeを呼ぶ手拍子に混じって「Kashiyuka!」とか「Aa-chan!」といった 
たどたどしい日本語のコールが聞こえる。どこの国でもかわらないので安心した。

カメラで写真をとっている人が多いなあとおもっていたら英語と日本語で 
・撮影、録音、録画禁止 
・ヒカリモノ禁止 
のアナウンスがながれた。 

みんなの「はーい」という返事(!これは驚いた)をして
ちゃんとカメラ等をしまっていた。 
あ~ちゃんの言う事は絶対なのは全世界共通のようでうれしかった。

結局15分程おして会場が暗転した。地響きのような歓声も日本と変わらない。
いやそれ以上だ。 どの曲でくるかなー。
とか思っていたら予想以上のものがきた。

三人の少しイフェクトのかかった声で 

「わたしたちは Perfume 
ここに来た 日本は遥か東 出会うために  
世界と 私たちと みんな ここに立つ  
日本とつながって 伝えるために 世界に」 

というSE!!

カンヌのYoutubeでの生中継でやっていた息をするのも忘れて見入ったあれだ! 
そう、Spending all my timeのExtend mixだ。 
プロジェクションマッピングも電動で動く衣装もまるっきりカンヌのままだ。
サイトに投稿された衣装のテクスチャが次々に生身のPerfumeに投影されていく。 
パフォーマンス的は寸分違わぬフォーメーションで動かないと
投影されている画像とシンクロしなくなるんだけど難なく3人はこなしている。

冒頭の台詞のように欧州にもPerfumeが日本が繋がっているというオープニングだ。

そしてMagic of Love、レーザービームとポリリズムと派手な楽曲を連発する。 
盛り上がる曲を使い果たして大丈夫かと本気で心配した。

お決まりの挨拶を英語でしたあとのMC。Magic of Loveにかけて
通訳の魔法をつかっていた。 通訳ではないあくまでも魔法だ。
FacebookのLikeは日本語では「いいね!」だという話をのっちのノチングリッシュ(伝わらない)でMC. 
みんなで「いいね!」を連呼。こんなに「いいね!」と言っているのはクレージーケンバンドくらいのはず。

MC後4つ打ちのビートとメロデディアスなピアノ。これはSEVENTH HEAVEN!ポリリズムのカップリングで
あまりライブではやらないのでレアだ。ロンドンの人は?と思うとみんなレアなのがわかっているらしく
すごくもりあがっている。4つ打ちのミニマルなビートと乙女な歌詞。「乙女ハウス」ここに極まれりだ。
レアな楽曲とロンドンで理解されているという事実に感動を隠せなかった。
たたみかけるようにヒット曲を連発してMCに突入。

PTAのコーナー(コールアンドレスポンスのコーナー)ではQUEENWe will rock you! をやった。
当たり前のようにロンドンの人も大盛り上がりだ。
最初のドン、ドン、パーはドンで手拍子、パーで両手を開いて斜め前にかざす。
でも地鳴りのような音はドンでもパーでも聞こえてくる!
画面を凝視すると皆リズムに合わせてストンピングしている!
そうか本場はストンピングするのか!

Perfumeの3人が天に右手の拳を天にかざして後ろを向く
フレディの特徴的なポーズをしたとこで会場のボルテージが明らかにあがった。
そして次の楽曲へ。

DreamFighterではステージ後ろのスクリーンに英訳された歌詞がでている
Perfumeの歌はどこか満たされない気持ちを歌ったもの多いなかで
この歌はストレートに前向きな歌詞だ。

「最高を求めて終わりのない旅をするのは」

で始まるこの歌はワールドツアーが、いやPerfumeがまだまだ夢半ばで
これからもやるぞという風に聞こえてくる。
個人的にはそんなに好きではないんだけどこの日は響いた。
いつもはやらない「その先まで!」コールを全力でしてしまった。

この後のチョコレイト・ディスコはロンドンでも一番人気だ。
今回のライブで一番盛り上がった。

アジアツアーではアンコール曲だったMyColorが最後の曲。
この歌は、あ~ちゃんの掛け声で最初に右手を空にかざす。
もちろんLVの皆もてをかざす。今回は日本だけでなく
10カ国に映像が配信されているとの事。
きっと、どの国もみんな手をかざしてひとつになれたと思うと感慨深い。
一体感溢れる多幸感につつまれて本編がおわった。

アンコールはシンガポールの「もう一回!」コールではなくハンドクラップのみだ。
ほどなくして3人が再登場してアンコールに突入。

アンコールのMCで
あ~ちゃんがたどたどしい英語で
「I don't think you're 
understanding everything
but, I feel,your passion 
and love for Perfume
Please keep loving Perfume.
Thank you」
と言っている。

2009年の代々木体育館での公演「ディスコ!ディスコ!ディスコ!」の最後のMCが
「うちらにはPerfumeしかないから見捨てんといて」というネガティブなMCだった。
これにはさすがに物議をかもしだしていたんだけど、今回のMCのkeep loving Perfume
さもすれば同じような意味になりそうだけど今の三人にはネガティブな要素は微塵もなく、やる気と自信に満ち溢れている。
カメラが切り替わって観客の方に向くと皆が手でハートマークを作っている。
keep loving に対するオーディエンスの返答だ。すごい本当に伝わっている。と思うと涙が溢れてきた。
この時だけは本当に現場にいない自分に後悔した。
きっとPerfumeのことが好きな気持ちで会場が満ち溢れていたに違いないはず。

MC後のアンコールの最後の曲は会場の人に選んでもらう趣向だ。

ねぇ
GLITTER

の3曲から。

ねぇの「君といると何処も特別にかわるよ」の歌詞も
GLITTERの「キラキラの夢の中で僕たちは約束をしたね」歌詞も
love the Worldというタイトルですら
Pefumeとファンの状況を表している気がするナイスな選曲だ。
こうした全く違う歌の意味を「ファンとPerfumeの関係」に転嫁するのが本当に上手い。
 
結局この日はGLITTERになった

「キラキラの夢の中で
僕たちは約束をしたね
その日がいつかくるまで
泣かないよ 思いだすよ
キミを祈って キミと笑って
キミと祈って キミと笑って」

僕たちは確かに、このキラキラの夢のようなライブでKeep loving Perfumeを約束した。

(Opening Movie)
M01. Spending all my time (Extended Mix) 
M02. Magic of Love 
M03. レーザービーム (Laser Beam) 
M04. ポリリズム (Polyrhythm) 
(MC-1) 
M05. Spring of Life 
M06. SEVENTH HEAVEN 
M07. スパイス (Spice) 
(Interlude Movie) (Handy Man / Instrumental) 
M08. だいじょばない (Daijobanai) 
M09. エレクトロ・ワールド (Electro World) 
(MC-2) ※ P.T.A. (Perfume と,パッ といっしょにあそぼう) のコーナー 
M10. FAKE IT 
M12. チョコレイト・ディスコ (2012-Mix) (Chocolate Disco 2012-Mix) 
(MC-2-1) 
M13. MY COLOR
 ~ Encore ~ 
(MC-3) 
M14. GLITTER (Perfume Global Compilation “LOVE THE WORLD” ver.) 
(Ending) ※S.E. : Spending all my time