九月十三日 耳を澄ませる日(佐藤まりあさんの生誕に行ってきたよ) #あんぬちゃん #フィロのス

九月十三日 「耳を澄ませる日」

 

これは僕が佐藤まりあさんの誕生日プレゼントに選んだ加加阿365さんの、その日のみの特別なチョコレートというものに書いてあったメッセージだ。

 

正直平日しかも週末じゃなくて木曜日。そして家庭の大きな事情が重なりまくっていて前日でもまだ体験できるか?というような状態だった。

 

でも思い切って半ば強引に新幹線に乗って現場に向かっていた。恥ずかしい話「生誕委員」の中に入っていたのになにも貢献できてなくてかなり申し訳ない気持ちにもなっていた。

 

とりあえず新幹線が遅延しててギリギリになったけどたどり着いた。いろんな人にあいさつしてグッズを買って中に入った。サイリウムと手旗を入場してきた人に手渡す。後ろめたさと意地が入り混じっていたんだとは思うけど一心不乱に協力してくれる人に配った。

 

そして会場には佐藤まりあさんをお祝いしたい人で満員になった。手持ちの手旗もサイリウムも尽きてしまった。前方に少し残っているみたいだったけどもうそこまで行ける感じではなくなってた。

 

入ってくる人に「旗ないの?」とか「サイリウムください」と言われてもごめんなさいとしか言えない自分の見積もりの甘さが悲しくなった。

 

そうこうしてるうちに会場に人が入れないくらいになって始まった。事前に公開されていたチェックのトップスにピンクのスカートだ(多分)

 

そう入口付近の最後尾にいたので彼氏面どころか全く見えないポジション。ちょっと悲しさもあったけど去年とはくらべものにならないくらいの人が佐藤まりあさんをお祝いしてくれてると思ったら少し泣けてきた。

 

佐藤まりあさんのスペシャルなソロコーナーは80'sや90'sアイドル歌謡だ。声質の近い「森高千里さん」や「南野陽子さん」というヲッサン殺しの楽曲のチョイスといい少し最後に上ずる佐藤まりあさんの歌声が心地よい。なにより歌唱力が向上していて持ち歌の「なでしこ色の恋の歌」が音源より相当よくなっているのがうれしくて涙してしまう。音源の不安定な歌唱も少女特融の儚さとかを表現できている(偶然の産物だけど)ので良いのだけどやはり上手くなっている方がうれしい。

 

そしていよいよアンコール。一斉にサイリウムが点灯してフロアがピンクに染まる。出てきたフィロソフィーのダンスのメンバーも旗をもってくれている。メンバーは全く見えないけど掲げた旗とサイリウムの海が僕の視界を支配していた。

 

ああ、僕はこれがみたかったんだ。

みんなが佐藤まりあさんをお祝いする光景を。

そう思ったらなにかが崩壊してそこから先はあまりよく覚えていないんだ。

幸い特典会の長い長い行列にならんでいる間にいろんな事整理できたのでよかった。 

 

 

どんな笑顔してたのか?もわからないけど最高の笑顔だってことはみなくてもわかる。

 

今でも目を閉じて耳を澄ませば、オーディエンスの歓声とすこし上ずった佐藤まりあさんの歌声が聞こえてくる。

 

誕生日おめでとうございました。佐藤まりあさん